お盆のお墓参り

お墓参りというのは別に決まった時期だけではなく、思いついた時にいつでも訪れて構わないものです。
特に自宅の近くに霊園・墓園がある場合は、週末ごとにお墓参りをしても構わないわけです。
ただ、自宅から多少離れている場合や、故郷にお墓があるような場合は、多くても年に数回のお墓参りが限度でしょう。
お墓参りの時期として選ばれるのが多いのがまず、「お盆」でしょう。
お盆はもともと仏教の初期に生まれた風習で、お釈迦さんの弟子の一人がすでに亡くなっていたお母さんが、地獄に落ちていることを知ってお釈迦さんに相談したところ、現在のお盆の供養の原型になるやり方を教えられたそうです。
それ以来、身内の故人の冥福を祈る時期としてお盆が定着しました。

お墓参りする時期

お盆のタイミングでは諸精霊追善回向を祈る法要をすると同時に、お墓参りもするのが普通です。
実際、日本ではこのお盆の時期は「お盆休み」としてまとまった休みが取られていることが多くなっています。
このタイミングで、故郷への帰省やお墓参りを兼ねて行うのは、毎年の風物詩とも言えます。
おそらく墓参りとしては最も多いタイミングでしょう。
ただ、この時期は墓園や霊園も混みあう事が予想されますので、時間を適度にずらすなどの工夫が必要でもあります。

次に多いのが、春・秋の彼岸でしょう。
いわゆる春分の日・秋分の日にあわせて取られる法要が「彼岸会」であり、本来は春分・秋分の日を含めた3日間行われるものです。
この彼岸の日がなぜ法要やお墓参りに日になったのかについて明確にはわかっていないのですが、日本ではぼた餅やおはぎなどを供えて法要を行い、お墓参りをする日として定着しています。

現代では春分の日、秋分の日は祝日となっており、土日と連続して連休になることが多いので、このタイミングでも帰省しての墓参りというのが多く見かけられます。
ただ、お盆ほどは長期休暇になりませんし、お盆に墓参りしたので彼岸は行かないというパターンも多く、お盆ほどは墓園・霊園が混雑せず、気候的にも過ごしやすいため、都合が付けばお墓参りには最適なタイミングと言えます。

この他お墓参りのタイミングとしてありうるのは、年末年始というところでしょうか。
このタイミングは特に宗教的な意味はなく、単純に実家などに帰省しているついでにということが多いようです。
まとまった休みが取れるため、他のタイミングでの墓参が難しい場合に、この年末年始のお墓参りをすることが考えられます。